築45年になります。しか現在の建物を壊して、東京に移り住むかどうしようか悩みました。し私も75歳。今更、東京に引っ越しても友達がいませんので寂しいと思いました。ならば現在の建物をリフォームして最後までここで暮らそうと決心しました。ここならば今まで一緒に歩んできた仲間が大勢います。残りの人生を少しでも豊かに暮らそうと思いました。そこで思い切ってリフォームをする事にしました。
(お客様からいきなりこんな話をされました。) 私も職人として、長い人生の中でお客様の話をお聞きしながら仕事に携わってきました。お客様の決心を聞いて、私たちに出来る事は「喜んでもらえる様な仕事をする事だと思いました。」
下の写真はリフォーム前の現状写真です。今回の報告は大変長くなりますが最後まで見て下さい。お願いします。
築45年にもなると経年劣化で木部のところは大変傷んでいます。
下の写真を見ても解る様に塗装が剥がれて有りません。これでは腐食する一方です。
45年以上前の建物は写真で見ても解る様に、雨戸敷居や戸当たりはまだ木部で作られていました。
腐食が進んでいます。
戸袋の側板の下部分も劣化が激しいです。
下の写真は屋根の母屋・垂木部分の写真です。写真では解りずらいのですが近くで見ると大分腐食が進んでいます。
下の写真は経年劣化で瓦に穴が空いている部分です。この穴から雨水が侵入していました。
下の写真は母屋の小口部分です。ご覧の通り先端小口が腐食して有りません。
当時はこの様な建築方法が多く有りました。
下の左側写真はケラバ野地板の先端が腐食していて穴が空いています。勿論、雨が降った際はここから雨水が侵入し建物を腐食させます。
下の右側写真は軒天井が経年劣化で腐食しています。
軒天井が経年劣化して腐食が進んでいる写真です。ここまで来ると、いつ穴が空き破損してもおかしく有りません。
勿論外部の柱や戸袋も同じです。
そこでお客様と綿密なリフォーム計画を立て、足場を架けました。
先ず屋根のリフォーム工事から入りました。上の写真でも有りました通り、大変瓦が経年劣化して穴が空いています。そこで既存の瓦を取り外して下地から作り直す事としました。
下の写真は既存の屋根瓦を取り外しているところです。右側の写真を見ても解る様に下葺き材がボロボロで役目を果たしていません。経年劣化しているので全体的に雨水が侵入しています。シミ跡が全体的に有ります。
既存の瓦を全部撤去して大工さんにベニヤで新しく屋根下地を作って頂きました。
その上に下葺き材のゴムアスを敷き詰めて貼っているところです。
新しく大工さんが作り終えた屋根下地に下葺き材のゴムアスファルトを敷き終えたところです。
翌日雨が降るとの天気予報でしたのでブルーシートで養生しました。これで万全です。
下の写真はこれからお客様の屋根に取りつける屋根材です。
屋根材は現在評判の高いアイジールーフのスーパーガルテクトです。断熱材が屋根材の裏に貼り付けられています。夏涼しく、冬暖かいという材料です。勿論屋根鋼板はアルミが55%入っているガルバリウム鋼板です。特にこのメーカーは表面の塗装に2%のマグネシウムでメッキ層を強化しています。他の材料よりは長持ちします。現在の人気商品です。
これから部材を屋根の上に上げて施工するところです。
下の写真は屋根の加工取り付けをしている施工中の写真です。
綺麗に屋根が仕上がった完了写真です。
綺麗に屋根が仕上がりました。軒先には雪止めも取り付けました。
仕上がった屋根の全景です。
下の写真は軒天井のカラー鋼板材料です。現場で寸法を測り工場で作成してきました。
右下の写真は既存の軒天井に作成してきたホワイトの鋼板を取り付けしているところです。
軒天井の手前一カ所を取り付けた完成写真です。これを全部の軒先と妻側天井にとりつけました。
下の写真は大工さんに木材で破風板下地を取り付けて頂いた上にカラー鋼板で巻いたところです。
これで屋根は安心です。
破風板巻きを完了した写真です。綺麗ですね。
全部の軒天井をカラー鋼板のホワイトで取り付けた完成写真です。本当に綺麗ですね。
これで安心です。40年は持ちます。
一番上の写真で見て頂いた様に、柱や戸袋部分の木部は塗装が剥がれていました。
そこで下の写真の様にカラー鋼板で木部を巻きました。いかがですか。きれいですね。
ベランダの化粧幕板の木部も下の写真の様にカラー鋼板で巻きました。
下の写真は雨どいの取り付けが完了したところです。
以前は半丸の雨樋でしたが今回は角樋で施工しました。少し建物の品が上がりました。いかがですか。
下は塗装工事と板金工事が全て終えた完成写真です。玄関のドアも交換したので見違える様に綺麗になりました。
いかがですか。一番最初の写真と見比べて下さい。建物の様相がガラリと変わりました。
建物の色彩はお客様が悩んだ末に決定したものです。出来上がった我が家を見て喜んでいました。
また、「あんなにボロボロだった我が家をここまで綺麗に直してくれて本当に有難うございました。」とお礼を頂きました。
私たちも職人冥利に尽きることでした。大変嬉しかったです。
(仕事を終えて)
人それぞれに人生が有ります。私たちはお客様の為に喜んでもらえる様な仕事をするにはどうしたら良いのか、現場それぞれで内容が変わります。ここのお客様は残りの人生を現在の住まいで過ごしていくことを決意されました。東京に引っ越して子供たちと生きていくのも一つでした。随分と悩んだ事と思います。
今回は外部の工事の紹介でしたが建物内部は大変大掛かりにリフォームしました。風呂場・キッチン・居間と大変でした。仕事を終えて見るとお客様の願いをやり遂げたという実感がわいてきました。
私たちはこれからのお客様の人生が豊かなもので有ってほしいと願うばかりです。
どんな些細な事でも結構です。ご連絡下さい。直ぐに無料現調に伺います。お待ちしています。


























