棟板金が浮いています。見て下さい。との電話。現地調査をしてみると、経年劣化で棟板金の下地木材が腐食していました。
お客様の説明によると築33年との事でした。屋根材は平板スレート瓦コロニアルです。
コロニアルは長い間には経年劣化とともに雨水を吸い込みやすくなります。従って棟板金の下地木材に雨水が染み込みやすくなるのです。そうなると腐食が進み、下地木材を止めている釘が腐食し痩せて剥がれ始まるのです。
屋根材と棟板が隙間が出来るのはこの為です。隙間が出てきたら下地木材が腐食していると考えて間違い有りません。
剥がれの浮きがひどくなると強風で剥がされ吹き飛んでしまいます。この事が原因で隣の車をキズつけてしまったという事も有ります。
直ぐに金属の棟板を取り外しました。写真で見てお解りの様に木材が腐食しています。
腐食している木材を取り外し、新しい木材と交換いたします。
新しい木材は腐食に強いヒノキの木材としました。
新しいヒノキの下地木材を取り付けが終了すると。その上に新しい金属のカラー鋼板棟板を加工して取り付けます。
下の写真は棟板を加工取り付け中の写真です。
新しい棟板の交換が終了した完成写真です。
新しい棟板が取りついた完成した全体写真です。
自分で言うのも何ですが綺麗に出来ました。
お客様は完成した屋根を見てね本当に安心し切った顔で「いつ飛ばされるかと不安を少しずつ感じていました。ありがとうございます。」とお礼を言われました。
私たち(有)岸田工業はお客様の安心した喜ぶ顔が一番です。また、明日の励みとなります。
どんな些細な事でも結構です。お電話でもメールでも結構です。ご連絡下さい。必ずお客様にとって一番良い方法を提案します。調査は無料です。安心してご連絡下さい。お待ちしています。