お客様のご自宅にお伺いし、お話を伺ったところ、近辺の建物は全部一緒に建てた家並みとの事てした。やはりどこの家も屋根が経年劣化で痛んでしまいカバー工法で新しくしているそうです。だんだんと自分の建物だけが取り残され不安でしたとの事。
お客様の建物の屋根はコロニアル葺きでした。築21年との事でした。この頃のコロニアル屋根はノンアスベストの材料です。アスベストは体に害を及ぼす事から使用禁止になり、その後に販売された屋根材です。この頃の屋根材のすべてがノンアスベストでした。その後現在迄、販売されています。
アスベストは材料を硬化し長持ちさせる役目をしていました。しかしノンアスベストになってからは少し柔らかくなり水分が含み易くなりました。従って衝撃にも弱く劣化しやすくなっています。
現在ではコロニアルを使用する人は少なくなっています。
工事をするのには足場が必要です。カーポートの屋根が障害になり足場が組むことが出来ません。
そこで二カ所あったカーポートの屋根を取り外しました。
下の写真の様に屋根を取り外しました。
足場を組み上げ、屋根下葺き材の施工にはいりました。
下葺き材の止め方は、金属の平板を4センチ角に切り落とし止捨て板を作ります。その捨て板をルーフィングの上にあてがい、その上から屋根専用ビスで止めていきます。
下葺き材を写真の様に止めた後、軒先唐草とケラバ水切りを取り付けます。
屋根材を取り付けました。材料はアイジー工業の製品でスーパーガルテクト横葺き材です。
色はブラックです。
屋根材が葺きあがるといよいよ棟包みの施工です。棟包みの下地木材はヒノキの18㎜板を使用しています。
下の写真は一階の屋根が完成したところです。
屋根カバー工法の施工が完了した写真です。キレイですね。!
屋根工事が完了した事から、足場を取り外し、カーポートの屋根を再取り付けしました。
もちろん取り外した屋根材は綺麗に洗浄しました。下の写真を見て下さい。汚れていた屋根材も綺麗です。
足場を取り外し、完成した全体写真です。一番最初の写真と見比べて下さい。見違える様に綺麗になりました。
お客様も完成した我が家の家をご覧になり「これで安心しました。また周りから見劣りしていた屋根も見違える程良くなり嬉しいです。」有難うございましたとお礼を言われました。
(工事を終えて)
隣近所の家は同じ時期に建て、屋根のメンテナンスが近々になり、ほとんど済んでいたのでお客様としては焦りがあったと話していました。ここの集落では歴史も浅い事から、まだ人と人との付き合いもほとんど有りません。そんな事から隣近所には大変気をつかって過ごしているとの事でした。そんな環境なので自分の建物だけが見劣りされるのが嫌だったそうです。それを聞いて私も解るような気がします。新しい住宅街にはそれなりにいろいろと悩みがあるのだと思いました。
いずれにせよ住んでいる建物に悩みがあってはなりません。お客様には日ごろのメンテナンスの重要性を話し、どんな小さなことでも建物で悩んだ時はお電話かメールをくれる様お願いしました。









