つくば市のお客様から納屋の屋根材交換工事をたのまれました。
写真で見て解るように経年劣化で錆びついています。
また、穴も開いていました。
直ぐに屋根の大きさを測り、材料の注文を行いました。
材料が入荷したので、既存の波子屋根の材料を取り外しにかかりました。
ところが驚いた事にね横桟を取り付けないで、下地に直貼りだったのです。
また穴の空いていた部分から雨水が侵入し下地が腐食していました。もちろん部分交換をおこないました。
下葺き材ルーフィングを貼り付けているところです。
下葺き材を貼った上に横桟をとりつけました。
下の写真は屋根材を屋根の上に上げて取り付け作業の準備をしたところです。
屋根材を止付ける釘は、ステンレスのスクリュー傘釘41㎜です。
いよいよ新しい屋根材を取り付けました。
今までは横桟の無い直貼りの屋根でした。
なぜ横桟を取り付けなかったのか解りません。
横桟の取り付け目的は屋根材と下地との間に通気層を作る事です。太陽の熱を浴びている屋根材は高温になります。その熱せられた温度を緩和する事にあります。
また、冬、材料に結露が生じた場合、スムーズに水分を逃がす役目もあるのです。
応急処置ならいざ知らず、してはならない事です。
下で作業していた人は暑かったと思います。
新しい屋根材の取り付け施工が完了したところです。
釘の止付け間隔は、
軒先は二山間隔で止めます。
その他は三山間隔で取り付けます。個の止付け間隔は日本建築板金協会で指導されています。
屋根の葺き替えが完了すると雨樋の受け金具のとりつけです。
雨樋の施工が完了し、屋根の葺き替えも完了した完成写真です。 まさか新しい屋根はいつ見ても良いものですね。
お客様は出来上がった屋根を見て「これで安心できます」有難うございました。とお礼を言われました。
私たち岸田工業は、お客様の建物の悩みを解決し快適な生活を送れるようにする為に存在しています。
お客様の喜ぶ笑顔が一番です。