牛久市のお客様・玄関の柱外側に雨水が垂れてきます。見てください。とのご依頼、直ぐに無料現調に伺いました。

現場に行き、見て見ると雨漏れの跡が濃く変色していました。

大変立派な豪勢な建物でしたので何が原因で下の柱に染み込み雨水が流れ落ちるのか調べる事としました。

雨漏れしている箇所の上には雨水を引き込む集水器が有り、玄関の柱にある受けますに送っています。

下の写真にも有るように集水器の雨水が下に流すための受けますに流れています。

(原因)

原因は下の右写真にも有るように柱と銅板屋根の間にコーキンぐが切れて隙間が空いています。

集水器から伝わって流れ出た雨水がこの隙間に流れ込んでいたのです。

本来の仕事の有り方としては、銅板屋根を柱に鋸目を入れて差し込まなければなりません。

それが差し込まずに面一で屋根材を切断し止めてしまったのです。そして雨が入り込まないようにコーキングで処理したのです。

この工事を施工した板金屋さんは正しい施工法を知らなかったのでしょう。

もし修行中に親方から正しい施工法を教えて頂いていたら、鋸で鋸目を入れ銅板を差し込んでいたと思います。

従って、この場合はコーキングが劣化したら雨漏れしてしまいます。

職人の腕の良し悪しはこういうところで出てくるのです。

直ぐにマスキングテープを貼りコーキングで厚く処理しました

軒樋を見て見ると写真の様にゴミが沢山積もり雨水が流れなくなっています。

これでは何のために雨どいを取り付けているのか意味が無くなってしまいます。

ぐに作業者全員で雨どいの清掃作業に取り掛かりました。

ご覧の様に綺麗に清掃し、集水器もゴミ一つ有りません。

これで安心です。

綺麗に清掃すると軒樋に穴が空いていました。

原因は酸性雨です。銅板は酸には弱く長い間には写真の様に穴がが空いてしまうのです。

昔、銅板は大変長持ちすると言われ、農家づくりの家では予算があるところは銅板で屋根や雨どいを施工したものでした。

しかし30年ぐらい前から地球を取り巻く環境が変化し、雨が酸性化した雨水になってきたのです。

この事が原因で銅板に穴が空くようになってしまったのです。

この現象は日本全国どこも同じです。

特にお寺や神社では修復工事に追われています。

アンコーの穴あき

直ぐに各部材を取り外し、穴の空いた箇所を半田付けをし、中からコーキングで処理しました。

また、軒樋と軒樋の継ぎて部分は半分は剥がれているので取り付け直しを行いました。

なかなか大変な作業でした。写真を見て頂ければ解るかと思います。

また軒樋に穴が空いてしまったところは全部写真の様に、銅板を200㎜角に切り穴の空いたところにコーキングで張り付けました。また雨水が侵入しないように小口にもコーキングで処理しました。

全部で93カ所ありました。

他の部分もこれから穴が空かないように、瓦からの雨だれ部分にコーキングを厚く塗り、穴が空かないようにしました。

玄関左側上の集水器は母屋の屋根の片側半分の雨水が流れ込んでくる為、雨水が外に飛び散らないように、水返しを作成しとりつけました。

これで安心です。

 

全ての工事が終了した建物全景の完工写真です。

お客様も安心され、先祖代々続いてきた家を持ち応えさせるのは大変です。

これからもメンテナンスを時々行って参りますのでその時はお願いします。と再度たのまれました。


完了全体写真

この家はこの土地に昔から住んでいる大きな農家でした。山林も多く持っていて、全盛期には多くの人たちが働きに来ていたそうです。

(有)岸田工業は創業50年を超えました。創業当時は「街のブリキ屋さん」として営業していました。

今でこそ銅板工事は見かけませんが、当時は大変な多く頼まれました。

板金工事の職人も銅板工事が出来るようになったら一人前と、良く言われたものでした。

現在の板金工事業者で銅板工事が出来る職人は大変少ないです。

いないと言っても過言ではないです。

(有)岸田工業には昔から受け継いだ沢山のノウハウが有ります。

これからも皆様のお役に立てるよう励んで参ります。

どんな些細な事でも結構です。建物の事でお悩みでしたらば一度お電話下さい。

調査費と見積もりは無料です。ご安心下さい。